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今回はコニシ株式会社(4956)について研究していきます!
工作の時などに使う、
黄色いボディと赤いキャップの
あの木工用ボンドで有名な会社です。
学校やご家庭で一度は使ったことがあると思います。
そのボンドを作っているコニシ株式会社。
企業名までは知らない人も多いのではないでしょうか?
実は、コニシ株式会社は上場してる老舗企業なんです。
この記事では
を初心者向けにまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
それではいきましょう。
🏢会社概要
コニシは、「ボンド 木工用」で有名な接着剤メーカーです。
学校の工作などで見たことがある人も多いと思いますが、実は家庭用だけでなく、
なども手がけ、幅広い事業展開を行なっている企業です。
現在の事業は大きく3つあります。
① ボンド事業
コニシの中心事業ですね。
家庭用の「木工用ボンド」だけでなく、
など、多くの分野で接着剤を製造・販売し売上を上げています。
2025年から2026年にかけて、
ボンボンドロップシールが爆発的なヒットとなり、シールを求めて販売店に長蛇の列ができていました。
そんな状況が続いている時にSNSで、
「パーツ固定用ボンド」が“自作ボンボンドロップシール”に使えると話題になり、一時かなり注目されました。
💭“ボンドブーム”は業績に影響した?
今回話題になった”パーツ固定用ボンド”はSNSを中心に話題となり、売り切れになるなどかなり注目されました。
ですが、決算を見ると、
“SNSバズだけで業績爆伸び”
という感じではありません。
理由としては、コニシは家庭用ボンドだけでなく、法人向け比率がかなり高い企業だからです。
つまり、SNSで話題になったことはプラス材料ですが、会社全体を大きく動かす規模ではまだないという結果だったようですね。
② 化成品事業
工業薬品や樹脂などを扱っており、
向けの販売を行っています。
BtoBの企業同士の取引なので、
需要が安定している事業でもあります。
近年は電子部品関連が比較的堅調ですね。
③ 工事事業
実はコニシは、接着剤だけではなく、
インフラ補修工事事業も行っています。
橋やトンネルなどの補修・補強を手がけており、社会インフラ老朽化の需要を取り込もうとしています。
本当に幅広い事業展開ですよね。
日本では今後、
- 老朽インフラ増加
- 防災需要
- 補修需要
が増える可能性があります。
なので、地味だけど長期需要がある分野というわけです。
📊業績
決算分析
2026年3月期の決算をひとことで言うと、
ナフサ・原材料・建設停滞の影響など
外部要因によって苦戦しているという印象ですね。
売上高:1,365億円
(前年同期比 0.6%増)
営業利益:104億円
(前年同期比 0.9%減)
純利益:76億円
(前年同期比 2.4%増)
となり、増収・営業減益でした。
売上は過去最高圏ですが、利益はやや伸び悩んでいるという決算です。
なぜ利益が伸びなかったの?
今回かなり重要なのが、
「原材料高+建設関連の停滞」です。
最近はナフサ不足や原油価格上昇によって、印刷業界や建設業界でも資材不足・工期遅れが問題視されています。
コニシの接着剤事業もこうした外部環境の影響を受けている可能性がありそうです。
① ナフサ・原油価格の影響
コニシの接着剤は、
などを多く使っています。
つまり、ナフサ価格や原油価格の影響を受けやすい企業なんです。
近年はそれに加えて物流コストの上昇などもあり、接着剤メーカー全体でコスト負担が重くなっています。
こうした影響によって、利益が微減してしまったということのようですね。
② 建築関連が弱かった
決算資料でも、住宅着工の減少が
マイナス要因として説明されています。
特に、建築用接着剤とシーリング材などが影響を受け、やや軟調だったようです。
最近は、
- 建設コスト上昇
- 人手不足
- 資材不足
で工期後ろ倒しも増えているため、
厳しい状況が続いていますね。
③ 工事事業も大型案件遅れ
インフラ補修系では、一部大型工事の進捗遅れもあったようです。
ただしこれは、需要が消えたことによる売上減というわけではなく、“タイミングがズレた”感じなので、次の決算に反映されてくると思います。
一方で好調な事業もあり、
① 産業用接着剤
自動車や電子部品向けは比較的堅調でした。
特に電子材料関連は、EVや半導体周辺などの需要が下支えしている印象があります。
② 化成品事業
化学品販売も比較的安定していました。
コニシは「木工用ボンド会社」だけでなく、 “化学素材商社”的な側面もあるため、
事業分散が効いている感じがありますね。
今後の見通し
会社予想では、2027年3月期は
を予想しています。
つまり会社側としては、“徐々に回復”を見込んでいるようです。
背景としては、
- 原材料価格安定期待
- 工事案件進行
- 産業用途拡大
などがありそうです。
また、今回の資料で見えてくるのは、
経営陣は「高付加価値化」をかなり重視している点です。
原材料高が続く中で、安い接着剤だけでは利益が出しにくくなってきています。
そのため会社は、単純な価格競争を避けつつ
などの利益率の高い分野へシフトしようとしている印象があります。
📈株価
コニシの株価の推移は、短期的な上下動はありつつも、切り上げ続けて上昇トレンド中のようです。
次は直近の最高値である1,645円を超えられるかどうかが重要そうですね。
コニシの株価は成長株・話題株というより、“安定型の中小型株”に近い印象です。
SNSバズ時には注目されましたが、
現在はシールの熱狂感も落ち着いています。
ただ、
安定感のある企業なので、その点を評価する中長期投資家も多そうですね。
💰配当
コニシは配当を実施しています。
配当金:38円
利回り:0.83%
配当性向:21.95%
超高配当という訳ではありませんが、
- 安定配当
- 配当も右肩上がり
- 配当性向も健全
- 自社株買い
を実施しているので、中長期投資で考えるとかなり安心して保有することができます。
🎁株主優待
コニシは株主優待を実施していません。
そのため、配当+企業成長を重視するタイプの銘柄といえそうです。
ちゃん株さんの考察
ここからは個人的な感想です。
私たちの生活にも馴染み深い「ボンド」が
ボンボンドロップシールの爆発的人気に伴い若者や主婦の間で改めて話題になりました。
- 推し活
- ハンドメイド
- デコ文化
こういった文化とつながったことで、一気に認知が広がりました。
ただ、業績を見てみると、
SNSでのバズりだけでは業績が動くほどではなさそうでしたね。
ですが、それがコニシの強さだと思います。
実際の収益柱は、
- 建築
- 工業
- インフラ
など需要もかなり堅い分野なので、
熱狂的なシールブームが落ち着いても、会社自体が急失速する感じではなさそうです。
一方で、
- 住宅市場の弱さ
- 建設需要変動
などの外部要因の影響は受けやすいため、
今後は産業用途やインフラ分野をどこまで伸ばせるかがポイントになりそうですね。
まとめ
コニシは、家庭用木工用ボンドが有名で、
”接着剤メーカー”としての
イメージが強い企業ですが、
実は、会社全体としては、産業・建築・インフラ系企業としての色がかなり強い印象があります。
派手な急成長株ではないものの、
などに注目する投資家にとっては投資タイミングを考えてもいい銘柄だと思います。
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※このブログは、身近な商品やトレンドから
「どんな企業が関わっているのか」をわかりやすく
まとめて情報発信することを目的としています。
株の売買を推奨するものではありません。
実際の投資判断はご自身のペースで行ってください。


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